Amazonから空箱が届く?対策と実態は?

 

 石井さん

こんにちは、石井道明です!

最近ネットで「商品の抜き取り詐欺」が発生していることをご存知ですか?

Amazonでも抜き取り詐欺が報告されており、商品を注文したら中身が入っておらず空箱が届いたというものです。Amazonでは一時的に返品に関する規約を変更する程深刻な問題となりました。

今回は空箱が届いたというトラブルについてとAmazonの商品の実態についてお話します。

ブッパン君
お、今回はAmazonでの空箱詐欺に関する内容だな

Amazonで空箱が届くトラブル

SNS上で話題となったのが、「CPU」(パソコンの中央処理装置であり必要不可欠なパーツ)を注文し、手元に届いていざ開けてみるとCPU以外のパーツしか入っておらず、CPU本体が抜き取られていたというものです。

約3万円程するのですが、コスパが良いととても人気のある商品で売れ続けています。

この時に被害にあった方は「本体が入っていない」ということでAmazonに返品を行ったのですが、新たに手元に届いた交換品に関してもCPU本体が入っていなかったようです。

Amazonでのトラブルの原因

何度も連続で中身が入っていないことがあるの?と疑ってしまうような話ですが、Amazonから購入しているとのことで、「 Amazonから発送されて購入者の手元に届くまで」に何かトラブルが起こっていると考えられています。

 

そもそも、Amazonで空箱になっているトラブルの発端は

「Amazon側で商品を用意する際」なのか、「配送されるまで」なのか、「返品する際」なのか、原因は3つほど挙げられます。

Amazonの倉庫内でスタッフが商品を抜き取っていたという事件も発生していますが、最も多いとされているのは「返品する際」のケースで、実際に過去も現在も起こっています。購入者が商品を抜き取って「商品が入っていなかった」と報告し、返金や交換してもらうというケースです。これをやられたら出品者はかなりの損害になりますよね。

 

Amazonでは返品・交換のルールがかなり緩く、返品理由の確認等を行うことで返ってコストがかかってしまうとされているため未使用品であれば全額返金、開封済であれば商品の50%を返金されるようになっています。

そのため顧客優先としているAmazonのルールを逆手に取った悪質な詐欺が発生してしまっているのが現状です。

Amazon チェック体制の不備

空箱が届いてしまう原因に、「返品の際の詐欺」と上記にて記載しましたが、これはAmazonにて返品された商品をチェックせずにそのまま在庫としてして扱ったり、悪質な出品者が商品を抜いた上でAmazonの倉庫へ出荷しているにも関わらず検品を行っておらず空箱が発送されてしまっているからです。

CPUの件に関しても、Amazon側が返品されたものを確認せずに他の注文者に発送していることが原因とされています。

Amazon FBAの商品が狙われる

FBAの商品は簡単に返品ができ、ほとんどのケースで全額返金されています。基本的に返品理由が不具合とすれば開封済みであっても全額返金となるので、悪質なユーザーはここで利益を得ようとしているのです。

中身のすり替えや返品時に空箱を返品するような手口を使います。しかし中身を確認されることがないので中身がどうであろうと返金されてしまうのです。

出品者である場合はFBAで出品する以上、損を覚悟で対策を行っていくしかないですね。

Amazonから空箱が届いたときの対策

もし空箱が届いてしまったらどうしたら良いのか対応や対策についてですが、

①開封時の動画を撮ること

言葉だけでは証拠になりきらないという場合もあるので「空箱が届いたのは本当なのか?」と聞かれた際に対応できるように動画を撮っておくのもひとつの手です。

②クレジットカード会社に連絡をするのも良い

もしAmazonで返金対応をしてもらえなかった場合はクレジットカード会社に連絡をすることでチャージバック制度を受けられる場合があります。不正利用の際などに用いられますが、違う商品が届いた場合などでも対応してくれる制度です。大手のクレジットカードにはあることが多いので確認してみましょう。

そのため、金額の大きい商品を購入する際はクレジットカードで購入することも考えた方が良いですね。

③商品は専門店で購入するようにする

安く購入できることを考えると最も安く出品してる出品者から購入したいものですが、保証のことを考えると専門店や直営店で購入することでリスクを避けることができますよね。

Amazonの商品はほとんどが良質な商品

Amazonから空箱が届く、なんてお話をしてきましたが、実態はほとんどが通常どおり商品が送られてきます。また、Amazonを使って副業している方が、購入者から商品が返品されてその中身が抜き取られていた、という例も稀なケースと考えて良いでしょう。

何をするにもリスクは付き物です。特にビジネスをするとなると多少のトラブルや損失は覚悟しなければなりません。

 

購入者として空箱が届いた場合にも、きちんと申請すれば簡単に返品・返金が可能ですので

あまり気にしすぎなくて良いケースでしょう。

まとめ

Amazonの制度を利用して稼ごうとしている悪質なユーザーはいますが、Amazonでも認知しているので使用制限をしたり、アカウントを停止したりと対応はしているようです。

しかし、まだまだ悪質ユーザーはゼロではありません。購入者が優先とされるAmazonでは出品者が損をすることの方が多いので、高額商品に関しては自分で発送するようにしたり重量を測っておいたりなど自分でできる対策はしっかり行なって、

損をしないように気をつけていきましょう。

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