輸入物販にかかる費用はいくら?内訳について詳しく解説!

 

 石井さん

こんにちは、石井道明です!

輸入ビジネスを始めようと考えている方は具体的な費用の内訳はどうなってるのか、とても気になりますよね。いくら安く商品を仕入れることができても、送料や通関にかかる費用のことをしっかりと把握していないと[利益が出ると思っていたのに赤字になった‥」なんてことも起こり得ます。そこで今回は、輸入の際にかかる費用の内訳について詳しくお話いたします。

ブッパン君
お、今回は輸入の際にかかる費用の内訳に関する内容だな

輸入ビジネスにかかる費用の内訳とは!?

基本的に輸入した商品を個人使用が目的ではなく日本で販売するためであるなら「個人輸入」は該当せず、「一般輸入」の扱いになります。一般輸入は個人輸入よりもかかる費用が増えるので、費用を抑えるために個人輸入として輸入するのは違法です。

しかし、個人が商用目的で輸入して転売するという場合は問題ないのです。今回は個人輸入の場合の費用の内訳についてご説明いたします。

商品代金

海外のサイトで仕入れた商品を購入した際の代金のことです。

このとき取引の履歴などをわかるようにしておくと税関から問い合わせが来たときに対応できるので保管していくようにしましょう。また、たとえばアメリカのサイトで購入した場合には為替なども当時のレートのものが採用されます。ドル円相場などによって販売価格も変えていかないと、「為替が変わったせいで赤字‥」なんてこともありえるわけです。注意しておきましょう。

国際送料

海外の発送元から日本の拠点に届けてもらうために国際送料がかかります。

これは配送業者をもし選ぶことができればサービスと料金のどちらも問題ない配送業者にお願いしたいところです。配送業者によって料金も輸送期間も異なりますので比較しましょう。そしてここでも為替相場が多少影響します。気にしすぎる必要はありませんが、覚えておくと良いです。

保険料

海外から輸入する際に必要な場合は保険をかけます。

必要ない場合はかからない費用になりますね。海外から日本へ商品を運ぶ場合は紛失や破損は一定の割合で起こります。商品を大量に仕入れた場合や高額商品を仕入れた場合は多少費用がかかったとしても保険をかけるのをおすすめします。

関税

これは日本の税関に支払うべき税金です。個人輸入の場合は「商品代金×0.6倍」が関税の金額となります。

故事輸入ではこの0.6倍にした価格を課税価格にすることができる特例があるので、関税の計算になるものが安く済み、関税が安くなるという仕組みになっています。無料で計算できるツールもあるので、どれくらい費用がかかるのか事前に確認しておくといいでしょう。

消費税

商品を輸入した際に国内での消費税がかかります。「課税価格(関税)×消費税率」で計算します。

通関手数料

通関手続きの際に通関業者が代わって手続きをしてくれたときに発生する手数料です。配送業者が立て替えてくれて、商品を届けてくれた際に請求されるか、後日請求書が届くことがほとんどです。

ちなみに分かりやすく言うと、「商品代金・国際送料・保険料」は海外でかかる費用、「関税・消費税・通関手数料)」は日本でかかる費用です。

例外的な費用の内訳

税関検査料金

輸入審査を行った際に必要であれば大型のX線を用いての検査を受ける場合もあります。

もしそうなるとコンテナを検査場まで移動させるための費用と検査作業をする作業員の人件費がかかることとなるのです。

他法令申請料金

商品によっては申請が必要なものもあります。食品や食器など食品衛生法に関係する商品は検査の立ち合い料金が発生することもあり、大体高くても1万円ほどです。

輸入工程以外にかかる費用の内訳

上記で輸入の際にかかる費用についてお話いたしましたが、実際に販売して商品が売れたことまで考えるとそれだけでは終わりません。

ネットショップの月額料金

ショップを開設する際に費用がかかるサイトもありますし、より使える機能のバリエーションが増える有料プランであれば毎月費用がかかりますよね。

費用を抑えるために月額料金のかからないサイトを選ぶのも一つの手でしょう。

販売手数料

商品が売れた際にサイト側に支払う販売手数料があります。多くは商品価格の10%前後で設定されており、金額が大きいほどかかる手数料も大きくなります。

送料

自分の元から購入者の元へ送る際に発生する送料ですね。商品が大きいほど、配送先が遠いほど配送料金は高くなります。そのため初心者で資金が多くない人には返品のリスクなども考えて小さい商品をおすすめされることが多いのです。

人件費

もし輸入の代行業者であったり仕入れや発送の外注を行うのであれば、その分の人件費がかかります。

最初のうちは1人で回すことが可能ですが、次第に注文件数が増えてくると自分1人では手に負えなくなってきます。クラウドソーシングなどでよく求人を見かけますので、慣れて安定してきたら外注にお願いするのもいいでしょう。

まとめ

今回は輸入物販にかかる費用の内訳についてご紹介いたしました。

実際に内訳を見てみると細かいところで色々な費用がかかりますね。海外輸入は日本国内にはない商品がある可能性が高く稼げると人気のあるビジネスですが、しっかりと知識を持って行わないと上手く稼げるようにはなりません。

特に輸入ビジネスで重要とされているのが「仕組み化」です。自身が運営に集中できるように、作業を外注化することで効率良く回るようになるので、まずは仕組み化ができるよう目指していきましょう。

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